2007.10.23 平成19年度 秋田市教育講演会

1 期 日      平成19年10月23日(火)

2 会 場      秋田県民会館 大ホール

3 <教育講演会>
 (1)講 師     小松 由佳 氏(クライマー)
 (2)演 題    「生きる・・・山に魅せられて」
 (3)日 程
             @開   場          14:30  〜  14:55
       A開   演       15:00  
       B講   演         15:05  〜  16:30
             Cお礼の言葉      16:30  〜  16:35
       D諸 連 絡      16:35  〜 16:40
             E閉会の言葉         16:40

 → 「秋田ふるさと市民賞」(2007年12月7日 広報あきた)
 → 「非情の山」神の領域(2007年5月19日  読売新聞)
 → 「憧れの頂へ、空の中へ」郷 インタビュー 2006.12 Vol61(アド・ネット・さきがけ)

   10月23日(火)県民会館大ホールにて、秋田市出身のクライマー小松由佳さんを講師にお迎えし、
 秋田市教職員研修会「教育講演会」が開催されました。
  昨年8月、日本人女性として、世界第二の高峰K2に登頂を果たした小松さんの迫力ある映像を交えて
 の熱い語りに1600名の聴衆が1時間半魅了されました。
  秋田市で過ごした子供時代のエピソードから始まり、成功の陰の並々ならぬ努力の積み重ね、たくさん
 の方々の支え、そして運が味方してくれてのK2登頂であったこと。登山を通して学んだ生きることの素
 晴らしさ。自然の驚異。命の尊さ。自己の夢や可能性に向かって努力することの大切さなど。山を愛する
 情熱を持ち続けている小松さんのお話を伺いながら、たくさんのことを考えることができました。
 最後に、小学校時代の担任の先生からの花束贈呈があり、会場は温かい雰囲気に包まれました。
 今後の小松由佳さんのご健勝ご活躍をお祈り申し上げます。 


 
   
      演題は「生きる・・・山に魅せられて」          子供時代の高所恐怖症だった話から講演が始まった

 
   
      K2へのチャレンジは、過酷なものだった         特に下山では、ビバーグしながら生死を賭けて慎重を期した

 
      
   人間と自然との共生についての話は、印象的であった     秋田市立学校1,600名の教職員は、感動的な講演に強く心を打たれた

 
      
   小学校時代の担任が、花束を贈呈               まさに、「師」を越え、世界に冠たる偉業を成し遂げた小松氏

  秋田市教育研究所長 お礼のことば(要旨)   小松由佳 様、本日は、お忙しい中、秋田市の 教育講演会 講師をお引き受けいただき、  誠にありがとうございました。印象深い、たくさんのお話をうかがうことができました。   中でも、私には、次のような言葉が、強く心に残りました。   山は、男も女も区別しない。だれにでも同じ厳しさを与える。そんな中で、強い自分になり  たいと考えた。   チャンスには、2種類ある。自分でつくるチャンスと与えられるチャンスだ。せっかく与え  られたチャンスを逃してはならない。   山で、盲腸になったリーダーは、途中下山となり不運であったかもしれない。しかし、考え  ようによっては、自分の命を救ったという意味で、幸運であった。   豊かさとは、与えられた環境の中で、日々ひたむきに生きていることではないか。   人間は、一人で生きているのではなく、生かされているのだ。生きていることに感謝したい。   Passion creates Possibilities.   このような言葉には、クライマーとして、世界で最も攻略することが困難と言われるK2を  日本人女性で初めて登頂に成功するなど、私どもが想像もできない、命までも懸けるような過酷  で困難な状況を打ち砕いてこられた方であり、また、挫折感を味わいながらも常に初心に立ち  返って、物事を成し遂げてこられた方であることの大きな重みを感じました。   教職にあるものとして、あるいは一人の人間として、常に夢や希望をもち、可能性を追求してい  くことがいかに大切であるか、その思いを新たにしたところです。   大変示唆に富んだ、そして、小松由佳 様からでなければお聞きすることのできないような貴重  なお話をうかがうことができ、今日ここに集まった秋田市教職員1600名にとりまして、一生心  に残る時間となりました。   ところで、小松由佳 様は、広面小学校城東中学校泉中学校で学んだということであります。   この会場には、当時受け持ちだった先生方もたくさんおいでになるわけですが、その先生方を代表  して、今日は、保戸野小学校の教頭先生より花束を贈呈させていただきたいと思います。     また、このように世界に冠たる素晴らしいクライマーとなった娘さんを育て上げたお母様も、私ど  も教員の仲間ということで、何とも嬉しい限りです。   お母様は、勝平小学校の小松先生です。どうぞその場にお立ちください。みな様、どうぞ、大  きな拍手をお願いします。   改めまして、小松由佳 様、今日のご講演から学んだことを、明日からの教育活動にしっかりと生か  していくことをお約束してお礼のことばといたします。     本日は、本当にありがとうございました。