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旭北小学校の竿燈
(竿燈クラブ・竿燈会)
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◎ 竿燈クラブ発足当時の様子 本校において竿燈クラブが発足したのは,昭和50年のことである。その数年前より,竿燈の地元校として,郷土芸能に親しみ,継承していくという目的のもと,学区内に在住していた黒沢光金元竿燈会会長はじめ,地域の方々のご好意で,放課後,有志の子供たちに指導していただいていた。それを正式に学校の教育活動の一つとして,週1時間のクラブ活動に組み入れたのが始まりである。しかし,当時,財政的な裏付けがなかったことと,指導者不足のため,昭和54年3月で中断している。
◎ 再開からこれまでの様子 竿燈クラブが再開されたのは,学校創立100周年を2年後に控えた昭和60年のことである。竿燈を守り育てたいという地域の願いと,秋田市竿燈会の後継者育成の要請に応えたものである。 創立100周年の際には,記念事業の一環として,竿燈屋台,半纏等を一揃い寄贈していただき,活動の下地ができた。その年からは,クラブに参加している子供たちを中心にして,旭北小学校竿燈会の名称で,秋田市竿燈祭りにも出竿している。祭り期間中に行われる竿燈妙技会には,平成4年から参加し,同年,小若の部銀賞を受賞している。 また,平成元年7月と平成4年4月には,秋田市と姉妹都市であるドイツのパッサウ市長が,平成元年8月と平成5年8月には,本校と姉妹校である同市のノイシュティフト小学校の一行が来校したが,その際には竿燈演技を披露し,日独交流に貢献することができた。 さらに,平成3年7月には,北海道より来県した中学生に演技披露したり,同年8月には秋田市と姉妹都市である常陸太田市(茨城県)を訪問して披露したり,平成5年7月には,東北地区サッカースポーツ少年団交流会へ出竿したりするなど,対外的にも多くの場で活躍している。
◎ 竿燈を通して 竿燈は,秋田市が誇る伝統文化であり,子供の頃から竿燈に直に触れ,演技できることは貴重な体験である。この体験から子供たちは,もう一度地域文化を見直し,興味を持ち,自分たちの力でさらに発展させようという心が育ってきている。
また,本校学区には,他県からの転勤者も多く,その子供たちには特に竿燈と触れ合うことを勧めてきているが,そうした子供たちからは「秋田に来てよい思い出ができた」「この後転校しても夏になったら秋田に来たい」など,第二のふるさととなるような声も聞かれる。本校における竿燈クラブ・竿燈会は文字通りふるさと教育の一環として機能している。
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