新年度スタートにあたって

校 長 進 藤 

城南坂にも桜がちらほら咲き始め、ようやく本格的な春の訪れが感じられるようになったと思ったら、4月はいつの間にか過ぎ去っていました。時の経つ早さを実感いたしますが、生徒たちの成長の早さにも目を見張るものがあります。2・3年生は新入生を迎え先輩としての自覚を持った行動が見られるようになりました。1年生はまだまだ緊張感はあるものの中学校生活にも慣れ、季節と同じくして生き生きと活動し始めました。

 ところで年度当初にあたり、橋健一秋田市教育委員会教育長さんより「時代性」「普遍性」「地域性」という三つの観点から、一人一人の子どもたちの自己実現が図られ、この地域で生まれて良かったと言えるような教育を推進してほしいという願いが話されました。「時代性」は「小・中一貫した考えに立った教育」の充実と、「2学期制の良さ」を最大限に引き出すことであり、「普遍性」は基礎的・基本的な知識・技能を確実に身に付けさせ、自ら学び、自ら考え、行動するなどの「生きる力」を育ててほしいということです。「地域性」についてはいうまでもなく恵まれた自然環境と人的環境を十分に生かした教育の推進です。以上の三つの視点は本校の経営の重点にある、@基礎・基本の確かな定着を図るための小・中連携による指導の工夫、A心の醸成が図られる親子奉仕作業などによる明るい環境作り、とねらいが同じところにあり、歩を一つにしています。

 本校は今年でちょうど40周年という節目にあたる年を迎え、「時代性」「普遍性」「地域性」を生かし、「高く・明るく・たくましく」を生徒と共に唱えながら、今の世界を、そして次の世代に「豊かに生きる」生徒の育成を目指して取り組んでいこうと意を強くしているところです。