田沢湖
永遠の若さと美貌を願い,龍になったと伝えられる伝説の美少女たつこ姫が住む田沢湖は,深さ423.4メートルの日本一深い湖。
強酸性の玉川温泉から流れ込む水のため,湖水はコバルトブルーに。
東小学校の児童も,多数の子が訪れたことがあるようで,堂々のランクイン。
![]() |
←田沢湖スキー場のある駒ヶ岳をバックに辰子像をながめる。 伝説の辰子は龍になり,この湖に住んでいるという。 |
![]() |
←プリンスホテルの横から田沢湖を眺める。かつては,淡水魚の宝庫として知られた田沢湖だが,昭和15年ごろ強酸性の玉川毒水の流入によりほとんどの魚が姿を消した。田沢湖だけに生息していたクニマスも絶滅した。現在は湖水改良が進み,何種かの魚の姿がみられるようになった。 |
辰子の伝説・・・高村光太郎門下の彫刻家・船越保武が制作した辰子像↓
![]() |
昔,神成村に一人の美しい娘,辰子がいた。辰子は村人から「美しい」といわれていたが気にもとめなかった。 ある日,ある山にある沼にうつった自分の顔をみてびっくりした。自分がこんなに美しいと思わなかったのだ。その日から辰子は,いつまでもこの美しい姿でいたいと思うようになった。辰子は,村の後ろにそびえる院内岳の大蔵観音に「いつまでも美しいすがたでいられるように」と百夜の願掛けをした。満願の日に観音様が現れ,辰子に村の北にある泉の水を飲むように告げた。 ある日,お告げ通りに泉の水をのむと,のどがあつくなり,のんでものんでも渇きがとれなかった。 そうして,その水をのみ続け,辰子は巨大な龍になってしまった。龍になってしまった辰子は,湖に姿を隠したという。 また,八郎潟にすむ八郎と恋におち,八郎は冬になると田沢湖に訪れ辰子と冬を過ごしたという。 そのために,田沢湖はどんどん深くなり,氷も張らず,主のいない八郎潟は冬はびっしりと氷がはり,年々浅くなっていくという。(秋田の伝説 秋田県国語教育研究会編 日本標準発行 参照) |