| 国語A「主として知識に関する問題」の結果 領域ごとの調査結果は、「話すこと・聞くこと」で90%、「書くこと」「読むこと」「言語事項」で80%前後の平均正答率でした。全国との比較では、各領域で2〜5ポイント程度上回っています。 |
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【 話すこと・聞くこと 】問題 1、5、6 聞き手を意識し、使用する語句を工夫してスピーチすること、話し手の意図をとらえ内容にふさわしい題名をつけること、電話の内容を簡潔にメモしたり、不足している情報を相手に確かめたりすること、効果的なインタビューを行うことのいずれの内容についても90%前後の高い正答率でした。 |
【 書くこと 】問題 2、7 手紙の形式について、「頭語」、「主文の書き出し」については90%近くの生徒が理解していますが、「後付け」については、ほぼ60%の正答率にとどまりました。 また、グラフから読み取った情報を、示された条件を満たして書くことについては、正答率が約75%という結果でした。 |
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| 【 読むこと 】問題 3、4 文脈における自然描写を的確に読み取ること、比喩等の表現技法に注意して内容を読み取ることについては、ともに約75%の正答率でしたが、歴史的仮名遣いの理解や、語句の意味に注意して内容を読み取ることについては、いずれも90%前後の高い正答率を示しています。 |
【 言語事項 】問題 8 漢字の読み書きでは、約30〜90%と正答率にばらつきが見られました。本市基礎学力調査(H18)の結果と同様に、使用頻度による定着度の差に起因するものと考えられます。文脈の中で語句を適切に使うこと、行書の書き方や敬語の使い方などについては、いずれも90%前後の高い正答率でした。 |
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国語B「主として活用に関する問題」の結果 大問ごとの調査結果を比べると、「1調べたことを発表する」で平均正答率が85%を超え、「2文学作品を評価しながら読む」が約80%を示したのに対して、「3複数の資料を比較しながら読む」では70%を下回っており、やや低い傾向が見られます。全国との比較では、それぞれの大問で2〜6ポイント程度上回っています。 |
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【 1 調べたことを発表する 】問題 1 話す内容に応じて、適切な資料を提示することは約85%、必要な情報を収集し、表現に生かすことは約95%と、ともに高い正答率でした。 一方、情報をもとに、根拠を明らかにしながら、自分の考えが適切に伝わるように書くことの正答率は、約75%にとどまりました。 |
【 2 文学作品を評価しながら読む 】 問題 2 作品の内容や表現上の特徴をとらえることや、それをふまえて自分の考えを書くことは、80%前後の比較的高い正答率でした。 叙述に即して、作品の展開や登場人物の心情の変化を読み取ることのできた生徒が多いことがうかがわれます。 |
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| 【 3 複数の資料を比較しながら読む 】問題
3 複数の広告カードを読み比べ、特定のカードに表現された特徴をとらえることは80%近い正答率でしたが、それぞれの広告カードに共通する情報を複数読み取ることは正答率が低下し、約65%という結果でした。 また、表現されている情報をもとに、それぞれのカードの違いを自分の言葉で説明することは、正答率が50%を下回りました。 複数の資料を比較して、ものの見方、考え方の違いをとらえ、自分の考えを明確にして書くことに課題が見られる結果となりました。また、無解答率が全調査問題中最も高い13.6%でした。 |
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本調査では測れない学力との関連 各校では、国語の授業を中心に、場に応じた声量や速度、話の構成のしかたなど、話すことの基礎的な技能の習得を図っており、自信を持って発表することのできる生徒が増えてきております。また、他の教科や総合的な学習の時間等において、プレゼンテーションやポスターセッション、パネルディスカッション、ディベートなど、発表や話し合いの多様な学習活動が展開されており、生徒は、調べたことや考えたことをもとに、目的や意図に応じて根拠や立場を明らかにしながら話すことに意欲的に取り組んでいます。ただし、聞き手を意識し相手に応じて伝えるべき内容や表現を吟味することや、説得力を増すために根拠の妥当性を検討することなどは、十分身に付いているとは言えない状況にあります。 これらの状況と本調査の関連を見ると、国語A「話すこと・聞くこと」における90%前後の高い正答率は、設問内容が易しかったことによるものであり、この結果のみで、伝えるべき内容や表現を主体的に吟味・検討する力が十分身に付いていると判断することは適当でないととらえております。 本市においては、実際の音声表現を伴う学習活動の中で、相手意識や目的意識を一層明確にして、自分の考えをより効果的に伝える力を高めることが、今後の課題であると考えております。 |
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質問紙調査から<国語の学習について> 国語の勉強を好む生徒は55%、授業の内容について理解できていると実感している生徒は約65%とやや低い傾向が見られるものの、「国語の勉強は大切」「国語の勉強は将来の役に立つ」など、国語学習の意義については90%近い生徒が理解しています。 授業の中で、「話し合ったりして意見を交換する場面が多い」と感じている生徒は約50%でしたが、「自分の思いや考えを書くことが多い」と答えた生徒は約75%でした。生徒に自分の考えを持たせたうえで学習を進めたり、学習のまとめとして自分の考えを深めさせたりする授業が展開されていることがうかがわれます。 全国的には、中学生になると読書を好む生徒が減少する傾向にある中、本市の中学生は、小学生とほぼ同じく約75%が読書が好きであると回答しています。小学校同様、中学校においても朝の一斉読書などに取り組んでいる成果と考えられます。 |
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| 学習指導改善のための今後の方策 | |||||
| ■ 「話すこと・聞くこと」については、目的に応じて、内容や形式を工夫してメモを取る力を高めること、相手や目的、場面や条件に応じて話の内容や構成を工夫することなどの指導に取り組みます。「書くこと」については、手紙の書き方など、文章の種類や様式についての知識を身に付けさせるとともに、分量や組立て、制限時間など、様々な条件の下で書く学習を工夫して、目的や意図に応じて書く力を高める指導の工夫をしていきます。「読むこと」については、叙述や描写に即して、登場人物の関係や心情などをとらえる学習活動を重視していきます。「言語事項」については、特に漢字の指導にあたって、使用頻度の低いものを意図的に取り上げ、具体的な使用場面や実際の言語活動を想定した指導の充実を図ります。 ■ 根拠を明らかにして書く力や論理の展開を工夫して書く力、複数の文章や資料を関係付けて読む力を高めるために、日常生活の中から図やグラフなどを含めた多様な資料を教材として取り入れ、共通点や相違点を整理したり、自分の表現に生かしたりする学習活動の充実を図ります。 |
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| <平成19年7月 秋田市立小・中学校へ配付済> | |||||
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| 【国立教育政策研究所Web掲載へリンク】 | |||||
| ■調査問題・正答例・問題趣旨について | |||||
| ■調査結果について | |||||
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