薬になるフキ
薬になる部分…フキノトウ・葉・葉柄・根
 早春,北国はまだなかば雪におおわれてはだ寒いころ,土手・道ばた・野原などの残雪をとかすように黒い地はだがあらわれると,「フキノトウ」が頭をもたげ,黄緑の姿をのぞかせます。今ではバッケャをつむ子らのすがたも見かけなくなりましたが,だれもがなじみぶかい県の花です。
 オス・メスが別かぶで,メスかぶの花は糸じょうの白い小花ですが,オスかぶの花は黄白色で,つつじょうです。花けいがのび,花が終わると,葉は地下けいの先からのびて,大きな丸い形で波じょうに切れこんでいます。葉柄は長く,肉質で食用になります。薬食用にするフキノトウは開花前のつぼみです。生のフキノトウ10〜15グラムを1日量としてせんじて飲むと胃をじょうぶにし,たんを切り,せきどめにききます。小さなきずには葉や根のしぼり汁をつけます。毒虫さされには,生葉をよくもんではりつけます。かんそうさせた根を10グラムほどせんじて飲むと虫下し,熱さましにこうかがあります。また,魚中毒に生の葉,葉柄のしぼり汁を飲むと毒を消すといわれています。
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