(いかり)

東北地方では,洪水になりやすい地区につく名前。
よく洪水が起きたことからつけられた。


板橋添(いたばしぞえ)

ここに大きな板の橋があったと思われる。
特に変わった意味はなく,言葉どおり受けとってよい。
東小学校も以前は板橋添の住所であったが,住居表示変更により東通2丁目となった。


大袋(おおぶくろ)

水路に囲まれたところに「袋」という名がよくつく。
昔,水路が蛇行して袋状の地形だったと思われる。



高田
(たかだ)

昔はその辺一帯が盛り上がって,まわりより高かったと考えられる。



鬼頭
(おにこうべ)

アイヌ語のオルカベッ【後戻りする川】からきているという説と,
オニカベ【奇岩怪石】の地に住んでいた人が移り住み地名も移転したという説がある。




十七流(じゅうしちながれ)

明治のころ,歩兵第17連隊を除隊になった人たちが流れて移り住んだという説と,
沼沢地だったので,水の流れ,川などが17ヶ所あったという説もある。
しかし,どちらも根拠がなく,今後の課題となっている地名である。




樋ノ沖,口,上,下
(とよのおき,くち,うえ,した)

樋は灌漑用水路のこと。
灌漑用水路の沖は奥,口は水路の入り口,つまり水門のところ,下は下手(しもて),上は上手(かみて)


鍋沼(なべぬま)

鍋には「なめらか」と「急傾斜」のふたつの意味があり,
なめらかな平坦地と沼のふちが急傾斜だったということも考えられる。



二ツ屋
(ふたつや)

開墾当時,家が二軒あったことからつけられたと考えられる。
(市内四ツ小屋も同様)



屋敷田(やしきだ)

地主の自家用田んぼ,つまり「屋敷田」のあったところ。
屋敷田は柳田に変わるケースが多い。
”やしき”がなまり”やなぎ”になった。
字画の少ない書きやすいほうに移るのが世の常。


谷地眼(やちまなこ)

眼(まなこ)は中心という意味。
谷地の谷は水のことで水治の中心のこと。
漢字そのものの意味が当てはまらないことが多い。


蛇野(へびの)

蛇が多くいたという説もありますが,
蛇は辺(へみ)や廻(へみ)【谷地のふち】を意味します。
動物の名前がつくときは,往々にしてその動物とは関係のないことが多い。