開校時からある郷土学・表現科について

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英語教育・国際理解教育について

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先取り授業・土曜授業について

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本校の特色ある教育プログラムについて


prog01.jpg 本校は「伸びゆく秋田と共に学ぶ学校」を基本理念とし、「個性の伸長と愛郷心の高揚」を教育目標に掲げ、6年間の一貫した教育を行っております。語学・能・郷土芸能・陶芸・茶道などの学習からコミュニケーション能力を高める「表現科」や、環境と人間・国際社会と秋田などに関する調査・体験活動を通して郷土秋田への理解を深める「郷土学」など、特色ある教育活動を行っております。開校当初からあるこの教育プログラムは、今日では日本人や秋田県民としてのアイデンティティを育み、「国際的視野に立ってふるさと秋田の発展に、さらには国際社会に貢献できるグローバル人材」の育成にも繋がっています。また、これまで国際教養大学に近い立地条件を活かし、留学生との交流や大学院生の教育実習の受け入れを行ってきましたが、平成27年7月に正式に教育連携協定を交わし、英語教育や国際交流活動の更なる充実に取り組んでいるところです。


開校時からある「郷土学」「表現科」について

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  • 「郷土学」は、秋田市教育が培ってきた「ふるさと教育」を基盤と して「愛郷心」の育成を目指し、「表現科」は、秋田市学校間連携 事業「はばたけ秋田っ子」をルーツに持ち、「個性の伸長」を目指 しています。
  • 御所野学院中学校開校(平成11年)と同時に、文部省(現文科省) から研究開発学校の指定を受け、秋田市教育委員会と共同で「郷土学」を基盤とした「総合的な学習の時間」のカリキュラムを 開発し、次期学習指導要領の実践資料を提供しました。翌年、学 院高等学校が併設され、県内初の中高一貫校となったのをきっかけに、文部省から「中高一貫教育」の研究開発を委嘱され、「郷土学」と「表現科」を中核にした中高一貫カリキュラムの開発がスタートしました。
  • ゆとり教育全盛の開校時からある「郷土学」「表現科」ですが、これまで研究を重ね、実践を積み上げ、最先端の知を取り入れることによって、今では「グローバル人材育成プログラム」に練り上げられています。

「郷土学」について

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  • 「郷土学」は「社会や世界に目を向け、自らから課題を考え、解決しようとする力」を養うことを目標として、「総合的な学習の時間」で行っています。 「秋田を学びの原点とし、諸問題を国際的視野に立って考察し、表現し、行動する生徒の育成」を目標としています。
  • 中学校における「郷土学・自分探究学」
    •  「自分探究学」は「自らの生き方を考え、個性を開花させ、自己実現を目指して学び続ける生徒の育成」を目標としています。 「秋田の自然環境」「秋田の文化・伝統・産業」等、体験を通してその良さや課題を学び、調査内容を元に秋田の現状や改善への提言をレポートにまとめ、発表します。
  • 高校における「郷土学・研究論文」
    • 高校では、1年次に「ベーシック講座」として秋田の歴史や自然、経済、医療福祉等をテーマに専門の講師の講義を受け、郷土秋田について幅広い知識を習得します。2年次には「国際化社会と秋田」「経済と地域社会」「高齢化社会と福祉」「心と健康」の4分野について専門の講師から講義を受け、実地訪問等の体験活動を通して内容を深め、生徒自らが課題を探し、その解決方法についての提言をまとめ、発表します。3年次では、進路目標に応じて各自設定したテーマに沿って研究論文をまとめ、発表します。

中学校におけるキャリア教育「郷土学・自分探究学」

平成28年度中学校での「郷土学・自分探究学」各学年の年間計画です。

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中学校での自然体験活動、文化・伝統施設見学の場面です。

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郷土学発表会の様子です。

高校生のポスターセッションの様子とそれを見ている中学生の様子です。
中学生にとって、高校生は自分たちの将来のロールモデルとなっています。
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中学1,2年で職場体験、3年で大学訪問します。

 いろいろな職業の社会人講師による進路学習会は、本物に触れる絶好の機会です。
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高校生による進路講話や高校教師講話の様子です。

 中高一貫校ならでは、身近な先輩から直に生の声を聞くことができます。
 「高校に入ったらこんなことを」という具体について、高校の先生から話を聞くこともできます。
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高等学校におけるキャリア教育「郷土学・研究論文」

平成28年度高等学校での「郷土学・研究論文」各学年の年間計画です。

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prog13.jpg○上の2枚は1年生のベーシック講座での様子です。
各講座の受講に当たって、どのような姿勢で臨んだか、どのような発見があったかなどルーブリック評価シートで確認します。2,3回分の講座の振り返りは、ピアアセスメント(相互評価)によって行います。
○下の2枚は2年生の郷土学発表会でのポスターセッションの様子です。

prog14.jpg○研究論文も郷土学発表会もこのようにスライドにまとめ、その
 原稿をベースにポスターセッション、スライド発表をします。
○下段は、研究発表会の様子ですが、発表会の後で各講座の指導者が講評を行います。
○生徒各個人がそれぞれ課題を設定し、その課題解決に向けて
文献を調べたり、現地に行って調査したり(フィールドワーク)というアクティブ・ラーニングになっています。


「表現科」について

prog15.jpg本校の理念である「一人ひとりの良さや得意を伸ばし、個性を開花すること」や、「コミュニケーション能力を育成し、国際交流を 目指す学校」等を目標として設定された学校設定教科です。 11月の表現科発表会は、CNAケーブルテレビによりテレビ中継もされています。
中学1年から高校2年までの5年間にわたって、様々な講座を受講します。
平成28年度は、ⅰ)言語:日本語表現(競技カルタ)・英語 ⅱ)身体:能・武術太極拳等 ⅲ)芸術:写真・陶芸・茶道等の3分野14講座を開講しています。その道で県内屈指の社会人講師25名により指導されています。
本物との出会い、年代を超えた交流を通して、日本人としてのアイデンティティの確立や表現力の養成に繋がります。
グローバル化した現在、 語学力は勿論必要ですが、日本人としての心根の在り方、物の考え方、アイデンティティがないと異文化の人たちと共生し、新しい価値を見いだすことはできません。このような「グローバル人材育成」にも繋がる教科です。

平成28年度の「表現科」経営計画です。

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prog18.jpg普段の授業日の練習風景です。
基本的に、毎週金曜日の午後5・6校時に設定されています。

prog19.jpg本番の発表会の様子です。
例年11月の第1土曜日に行っています。
 この模様はケーブルテレビCNAでも録画中継されます。
○中1~高2の5歳の年齢差のある集団が、一緒になって真剣な眼差しで演技しています。
○社会人講師の中には生徒の祖父母世代の方もおり、世代間交流 を通して日本人としての心根の在り方、物の考え方、アイデンティティが育まれます。


「英語教育・国際理解教育」について

  •  本校は、建学の精神を「国際的視野に立つ、新しい時代の郷土秋田を切り拓く人材の育成」としており、目指す生徒像として「国際感覚を身につけ、主体的に学ぶ生徒」を目指しています。その点からすると、「英語教育・国際理解教育」は本校教育の中核を為すものと位置づけることができます。

prog20.jpg○留学生の派遣や受け入れは開校当初から積極的に行っていました。
○本校と自動車で10分以内という立地条件から、国際教養大学と は様々な連携をしてきましたが、平成27年7月に正式に教育連携協定を交わしました。
○カルロス先生の”GOSHONO PROJECT”による英語コミュニ ケーション活動、大学生・大学院生の授業実習や教育実習の受け入れ、夏休みに行うイングリッシュ・ビレッジなどがあります。

prog21.jpg○開校以来、海外への関心や留学意欲を高めるため、平成22年度まではほぼ毎年海外からの留学生を受け入れ、本校からも海外留学や夏休みを利用したミネソタ州セントクラウドでの短期語学研修などに多くの生徒が参加していました。
○高校生の交換留学を主な活動としているAFS留学生との交流や、国際教養大学への留学生、秋田市と姉妹都市からの留学生との座談会を通して、留学や海外への関心を高める機会を持っています。

prog22.jpg○秋田市と中国蘭州市とは30年以上に渡り友好都市提携を結んでおり、芸術・文化・教育面での交流をしています。平成26年度より英語教員の派遣研修も始まり、本校で受け入れることになりました。英語を母語としない国の人と、英語で行うコミュニケーションも貴重な経験になります。

国際教養大学との教育連携事業

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○国際教養大学のカルロス先生(右下の画像)が企画する”GOSHONO PROJECT”の英語コミュニケーション活動です。中学1年~高校2年の英語の授業で行っています。
○生徒が5~6人ずつの小グループになり、10名程度の学生が各グループに入ってコミュニケーション活動を行います。
○中学校では、既習事項を用いてコミュニケーション活動を行うことで表現力を養います。
○高校では、与えられたテーマに基づき聞き手を意識して発表することで対話力を向上させます。

prog24.jpg○イングリッシュ・ビレッジの様子です。平成25年度にイングリッシュ・キャンプとして始まりました。平成27年度からイングリッシュ・ビレッジと名称変更しています。 2泊3日の活動を通して留学生とのコミュニケーション、レクレー ション、グループ協議をしながら、英語で表現する力を養います。
○特に中1など、少ない語彙力で懸命にコミュニケーションを図ろうと頑張っており、修了式のあとでは、「もっと上手に英語を話したい」という気持ちが高まっています。

「先取り授業」「土曜授業」について

prog25.jpg○秋田県では、本校の他に県立の中高一貫校が3校あります。それらの中学校では、高校の先生が出向いて授業をしていますが、 「先取り授業」として教育課程に位置づけ、単位を認定しているのは本校だけです。
○中学校で他の公立中学校より2時間多い教育課程を組んでいます(英語と表現科に割り当て)。これにより中学1・2年次に毎日英語の授業があり、英語コミュニケーション活動をする時間や教科書の内容を早く進めることができます。
○内進生(学院高校への進学者)に対し、中学3年の後期(10月~) に英語(コミュニケーション英語Ⅰ)と数学(数学Ⅰ)で先取り授業を行います。授業への出席と成績の評価で単位認定します。
○秋田県ではほとんどの高校で月1・2回の土曜講座が行われていますが、「土曜授業」として教育課程に位置づけて実施しているのは、本校だけです。
○本校独自の「郷土学」で社会人講師の確保やフィールド・ワークのために土曜日を活用していますが、この時間と先取りを合わせて、高校3年次に余裕ある教育課程が編成でき、多様な進路への対応が可能になります。