平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査における秋田市の調査結果について   


1 調査の目的

  全国体力・運動能力,運動習慣等調査は,文部科学省が子どもの体力が低下している状況にかんがみ,全国的な子どもの体力の状況を把握・分析することにより,子どもの体力の向上に係る施策の結果を検証し改善を図ることを目的として,実施しているものです。
 本市では,調査結果を子どもたち一人一人の体力の状況に応じた指導の改善のために役立てていきたいと考えております。

2 調査対象
 全国の小学校5年生と中学校2年生の児童生徒全員を対象とした調査であり,本市では,小学5年生が約2,400名,中学2年生が約2,500名参加しました。

3 調査の内容
〈実技に関する調査〉
   小学校8種目
    @握力(筋力) A上体起こし(筋力・筋持久力)  B長座体前屈(柔軟性) C反復横とび(敏捷性)
D20mシャトルラン(全身持久力) E50m走(瞬発力・敏捷性) F立ち幅とび(瞬発力) Gソフトボール投げ(巧緻性・瞬発力)
中学校8種目
@握力(筋力) A上体起こし(筋力・筋持久力) B長座体前屈(柔軟性) C反復横とび(敏捷性)
D20mシャトルラン(全身持久力)  E持久走(男子1,500m,女子1,000m)  F50m走(瞬発力・敏捷性) G立ち幅とび(瞬発力) Hハンドボール投げ(巧緻性・瞬発力)
 ※DかEのどちらかを選択して実施
〈質問紙調査〉
生活習慣や運動習慣等に関する質問紙調査

4 本市調査結果の概要
〈実技に関する調査の概要〉
  体力合計点については,小学校で,男女とも全国平均を上回りました。また,中学校では,男子が全国平均を上回っており,女子は全国平均とほぼ同様の結果となりました。(※体力合計点:8種目の実技テストの結果を種目ごとに得点化したものの総計)
 また,種目ごとの得点でも,多くの種目で全国平均を上回っており,特に,小学校男女の20mシャトルラン,上体起こし,長座体前屈,反復横とび,中学校男女の長座体前屈,上体起こしで優れている傾向が見られました。
 一方,小学校では,男女の50m走,男子の立ち幅とび,中学校では,男女のハンドボール投げ,女子の20mシャトルランと立ち幅とびにおいて,全国平均を下回っております。特に,小学校男子の50m走,中学校男女のハンドボール投げは,近年,全国平均を下回っており,小学生の瞬発力,中学生の巧緻性について課題があることが分かりました。
〈質問紙調査の概要〉
 「運動やスポーツをすることが好き」「運動をすることが得意」と回答した子どもの割合が,男女とも全ての学年で全国平均を上回っており,運動好きで,運動への関心が高い子どもが多いことが分かりました。
 また,「中学卒業後自主的に運動したい」と回答した子どもの割合が,全国平均を上回っている状況にあることが分かりました。

5 今後の取組
〈体育・保健体育学習について〉
 子どもが運動することを楽しみ,自信をもって活動できるよう,これまで以上に授業改善を図ることが大切であると考えます。そのため,発達の段階を踏まえ,子どもたちが運動することの楽しさや心地よさを味わうとともに,「分かった」「できた」喜びを実感できる授業をめざします。具体的には,種目の特性にふれさせる学習過程の工夫や体つくり運動の充実などにより,十分な運動量を確保し,様々な身体能力が身に付く授業づくりに努めます。
〈運動に親しむ環境づくりについて〉
 子どもたちのよさをさらに伸ばすためには,小学校低学年の段階から,活発に体を動かす遊びをとおして様々な運動を経験し,日常的に運動に取り組むことが大切であることから,業間運動の推奨や運動に親しむ体育的行事の実施など,運動やスポーツに親しむ取組の充実に努めます。
〈望ましい生活習慣について〉
 子どもたちの健やかな成長のためには,食事・運動・睡眠など,バランスのとれた生活習慣を身に付けさせることが大切です。そのため,これまで以上に家庭との連携を深め,望ましい食習慣や家庭で継続できる運動等の定着を図る取組の充実に努めます。
 下のリンク先「本市の結果と今後の取り組み」には,本市の子どもたちの実技に関する調査や質問紙調査の結果,およびこれらに対する今後の方策について記述しておりますのでご覧ください。

本市の結果と今後の取り組み
実技に関する調査の結果から(小学校5年生男女)
実技に関する調査の結果から(中学校2年生男女)
質問紙調査の結果から

【文部科学省Web掲載へリンク】
全国体力・運動能力調査について
■新体力テスト実施要項