平成27年度 全国体力・運動能力,運動習慣等調査における秋田市の結果について   


1 調査の目的

  全国体力・運動能力,運動習慣等調査は,子どもの体力が低下している状況にかんがみ,文部科学省が全国的な子どもの体力の状況を把握・分析することにより,子どもの体力の向上に係る施策の結果を検証し,改善を図ることを目的として実施しているものです。
 本市では,調査結果から子どもたちの体力の状況や運動習慣を把握し,一人一人の体力や健康に関する指導の改善のために役立てたいと考えています。

2 調査対象
 小学校5年生 2,436名,中学校2年生 2,495名

3 調査の内容
〈実技に関する調査〉
   小学校8種目
    @握力(筋力) A上体起こし(筋パワー・筋持久力)  B長座体前屈(柔軟性) C反復横とび(敏捷性)
D20mシャトルラン(全身持久力) E50m走(瞬発力・疾走能力) F立ち幅とび(瞬発力・筋パワー・跳躍能力) 
Gソフトボール投げ(巧緻性・投球能力)
中学校9種目
@握力(筋力) A上体起こし(筋パワー・筋持久力) B長座体前屈(柔軟性) C反復横とび(敏捷性)
D20mシャトルラン(全身持久力)  E持久走(全身持久力/男子1,500m,女子1,000m)  F50m走(瞬発力・疾走能力) 
G立ち幅とび(瞬発力・筋パワー・跳躍能力) Hハンドボール投げ(巧緻性・投球能力)
 ※DかEのどちらかを選択して実施
〈質問紙調査〉
生活習慣や運動習慣等に関する質問紙調査

4 本市調査結果の概要
〈実技に関する調査結果の概要〉
 体力合計点(※)については,小・中学校の男女共に全国平均を上回りました。
 また,種目ごとの得点では,小学校男女の握力,上体起こし,長座体前屈,反復横とび,20mシャトルラン,ソフトボール投げの種目において全国平均を上回りました。中学校では,男女の握力と上体起こし,長座体前屈,反復横とび,男子の20mシャトルラン,立ち幅とびの種目において全国平均を上回りました。
 一方,小学校では,男女の50m走と立ち幅とび,中学校では,男女の持久走,50m走,ハンドボール投げ,女子の20mシャトルラン,立ち幅とびで全国平均を下回りました。特に,小学校男女の50m走,中学校男女のハンドボール投げ,女子の20mシャトルランは,近年,全国平均を下回り,小学生の瞬発力(疾走能力),中学生の巧緻性(投球能力),中学生女子の全身持久力に課題が見られます。
  (※)8種目の実技テストの結果を種目ごとに得点化したものの総計
〈質問紙調査結果の概要〉
 「運動やスポーツをすることが好きか」「運動やスポーツをすることが得意か」という質問について肯定的な回答をした子どもの割合が,小・中学校の男女共に全国平均を上回りました。
 日ごろの運動習慣については,「体育科,保健体育科の授業以外で運動やスポーツ,体を動かす遊びをする1週間の合計時間」が,小・中学校の男女共に全国平均を上回りました。
 また,「体育(保健体育)の授業が楽しいか」という質問について肯定的な回答をした子どもの割合が,小・中学校の男女共に90%を超え,全国平均を上回りました。
 

5 今後の取組
〈体育科・保健体育科の学習について〉
○発達の段階に応じ,基礎的な動きや知識を身に付けさせることができるよう指導計画の見直しを図るとともに,体つくり運動と走・跳に関わる領域(小学校),陸上競技領域(中学校)の指導の充実を図り,疾走能力,投球能力などの体力・運動能力を高めるための手立てを工夫します。

○子どもが楽しいと感じ,学習意欲が高まる授業をめざしながら,運動量を確保する授業展開となるよう,指導のさらなる充実に努めます。
〈運動に親しむ環境づくりについて〉
○各校の実情に応じて,業前・業間運動を推進したり,外遊びを推奨したりするなど,子どもが遊びをとおして運動に親しむ機会の充実に努めます。

○子どもが目標や見通しをもって運動やスポーツに親しむことができるよう,体育的行事の充実に努めます。
〈運動習慣について〉
○運動を日常的に行う習慣を身に付けさせるため,子どもが自らの体力の状況を理解し進んで運動に取り組んだり,家庭で継続できる運動を推奨したりするなど,取組の充実に努めます。


◇下のリンク先「本市の結果」には,本市の子どもたちの実技に関する調査や質問紙調査の結果について記述しておりますのでご覧ください。


本市の結果
実技に関する調査の結果から(小学校5年生男女)
実技に関する調査の結果から(中学校2年生男女)
質問紙調査の結果から

【文部科学省Web掲載へリンク】
全国体力・運動能力調査について
■新体力テスト実施要項